ブックタイトル資料政経
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高校政治経済資料集
84 ?第2章日本国憲法の基本的性格第2節平和主義と日本の安全保障学習の基本構造第1編現代の政治1.戦争の惨禍と平和主義(被害)原爆被爆(広島・長崎),本土空襲(東京大空襲など),沖縄の悲劇など戦争の惨禍(加害)中国・東南アジアなどへの侵略前文………恒久平和の理念諸国民の公正と信義に信頼平和主義第9条……(1項)戦争の放棄(2項)戦力の不保持と交戦権の否認国際協調主義2.第9条と自衛隊再軍備と自衛隊の成立過程冷戦の激化米国の対日占領政策の転換(占領当初の非軍事化から“再軍備”要請へ)(1950)警察予備隊創設朝鮮戦争勃発(1950)(1951)対日平和条約…日本独立日米安全保障条約…米軍の駐留継続(1952)保安隊発足ぜんぞう(1953)池田・ロバートソン会談……自衛力漸増(1954)日米相互防衛援助(MSA)協定……自衛力漸増の義務(1954)自衛隊発足─専守防衛……防衛の基本方針第9条と自衛隊をめぐる学説や判例(政府見解)国家固有の自衛権必要最小限度の実力の保持可自衛隊合憲(学説)(多数説)あらゆる戦争を放棄自衛のための戦力保持不可自衛隊違憲(少数説)侵略戦争を放棄自衛のための戦力保持可自衛隊合憲違憲説……長沼ナイキ基地訴訟札幌地裁判決(判例)統治行為論による憲法判断回避3.日本の防衛と日米安保日本政府の安全保障政策にな日米安保条約……冷戦下,アメリカの世界規模での軍事戦略の一翼を担う自衛力増強義務(3条)共同防衛義務(5条)条約の適用範囲日本ならびに「極東の平和と安全」(6条)そのための基地提供義務(6条)在日米軍……日本各地(とくに沖縄)に基地安保反対運動や各地での反基地運動砂川事件(1 9 5 7)安保闘争(1960,1970)米国の核抑止力(核の傘)自衛隊増強世界上位の防衛費防衛に関する問題米軍による核兵器持ち込み疑惑非核三原則(1971国会決議)との矛盾「核兵器を持たず,作らず,持ち込ませず」米軍駐留経費への日本の負担“思いやり予算”の増加(1978?)日米地位協定の問題……米軍ならびに米国軍人の日本での優位な地位を保障基地と地域社会との摩擦(とくに沖縄)協定の改定要求運動防衛装備移転三原則(2014)←武器輸出三原則(1967)けいがいか平和主義(憲法の基本原則)の形骸化